本校の連鎖校の一つである富山県氷見市の「都とも着物学園（代表／谷内田とも子先生）」が12月15日㈰に同市内の特別養護老人ホーム「つまま園」で着物ショーを開催いたしました。
当日の様子
（写真は北國新聞社ホームページより）
当日のショーには谷内田先生が主催する着付け教室やサークルなどで指導を受けている小学生から84歳までの生徒さん達に加え、施設に入所中の方３名にも着物姿を体験していただき、ショーでは花鳥風月をあしらった振袖や訪問着、付け下げなどを着た出演者の方々がポーズを決めると、皆さん拍手喝采で大変盛り上がったそうです。
出演者の中には若い頃に着たきものに四十数年ぶりに袖を通して感慨深い気持ちになった方もいらっしゃったという報告もいただいております。
谷内田先生はご自身のお母様が施設に入所していた折に着物を着せてあげたいと思いながら実現できなかったこともあり、入所者の方々に皆笑顔で満足していただいたことで、やっと念願がかなったと思ったそうです。
当日はショーの他に花嫁衣裳の展示や出演者が折り紙で制作したくす玉や傘、着物を入所者の方々に贈るイベントもありました。
高齢者の方も化粧やおしゃれを楽しむことによって脳が活性化したり、活力が増すという医学レポートもありますが、今回の入所者の方々も着物ショーを観覧したり、再び着物を着ることによって、新たに生きるエネルギーを充填されたことと思います。
なお、当日の様子は地元北國新聞および北國新聞社ホームページにも掲載されました（色付きの部分をクリックしていただくと、記事を閲覧できます）。
谷内田先生のお教室は3月8日にも中央公民館祭りで着物ショーを開催されるそうです。
谷内田先生、これからも頑張って下さい！
